【大学教員】が教えたい パソコン用語③ 【ストレージ】って何?
パソコン選びのために必要な用語の意味
ざっくりと全部のPC用語を説明
■ CPU:頭脳です。頭が良い方が,スムーズに動きます。
■ メモリー:机の広さです。机が広い方が同時にいろいろな作業ができます。
■ ストレージ:机の引き出しの大きさです。大きい方がたくさん保管できます。
■ GPU(グラフィックボード):絵の綺麗さです。絵の美しさも変わってきます。
■ Officeソフト:ワード,エクセル等のアプリケーション。ソフトがないと何もできません(大学から無償提供されることが多いので,無理して買う必要はありません。)
上記の絵に合わせて例えると,人がレポートを作成する際には,引き出し(ストレージ)から関連書類を机の上(メモリー)に取り出し,頭脳(CPU)で考えて情報をまとめて,手(Office)を動かしてレポート資料作成をしますよね。といった感じです。
オンライン授業に合わせて【ストレージ】を詳しく説明
引き出しです。ここに作成した資料等を保存したり,パソコンの電源を立ち上げるための資料が入ってたりします(ストレージの種類によって立ち上がりが変化します)。ストレージも2種類あります。
ひとつめは,「HDD(ハードデスク)」です。昔の音楽レコードみたいに「銀色の円盤が回って、針みたいなもので読む」機構が写真からも想像できますよね。SSDに比べて,保存できる容量が大きいにもかかわらず安価ですが,デメリットは「遅い」ことです。
※SSDを使ったことがないと,HDDが遅いかどうか少しわかりずらいです。。。
HDDの容量と値段について(2021年2月11日現在,閲覧可能)
このHDDの「遅さ」を何とかしようとして開発されたのが「SSD(ソリッドステートドライブ)」です。値段終わりに容量は小さいですが,めちゃくちゃ早いです。
SSDを初めて使うと,その立ち上がりに感動します。ログイン画面が出るまでのスピードが速いです。つまり,アプリケーションの立ち上がりが早いということですので,例えば「ゲーム」をする場合は,読み込む時間がSSDの方が段違いで早いので,ストレスがありません。ゲームをするパソコンなら,ストレージは「SSD」一択です。
▼SSDの方が高いですがおススメ
オンライン授業やレポート作成という意味でも,アプリケーションの立ち上げやファイルの読み込みが早くなるので,生産性が向上します。また,SSDの方が耐衝撃性にも強いので,遠隔授業で持ち運びを考えるのであれば「SSD]の方が無難です。
SSDは250GB程度で十分ですが,大学4年間で使うつもりであれば500GB以上がおススメです。3年生ごろから研究室選びが始まるかと思いますが,研究室によっては3DCGや動画などの容量が大きいファイルを取り扱う可能性も十分にあります。
また,SSDは容量が大きい方が寿命が長いことが知られています。
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