【大学教員】が教えたい 【パワポ/PowerPoint】プレゼン資料作成用ショートカットキーによる時短テク4
先日より,新生活人向けにパソコン情報を投稿していました。今回も,プレゼン資料作成時にショートカットキーをまとめていきたいと思います。
ショートカットキーはたくさんあるから覚えられないとか寝ぼけたことを言うのは忘れて,例えばコピー「Ctrl + C」や貼り付け「Ctrl + V」がこの世からなくなるとマジ大変になる人が多くなるかと思います。基本的なショートカットキーは以下の記事。
人は一度便利なことを覚えると「それ」がなくなると我慢できなくなります。ショートカットキーも同じことで,たくさんありますがよく使うキーに限定して使い始めて慣れてくると,これまでに「なぜ使ってなかったのか」を反省します。
2019年より働き方改革法が施行され,歴史上はじめてかもしれませんが【長時間労働の上限が規制】されました。残業を抑制しなくてはいけない会社にとっては,「残業」をツイートして忙しいアピールする社員は煩わしい以外の何者でもありません。
つまり,限られた時間内において,効率的にインプットして・効果的にアウトプットする必要があります。(※このあたりのテクニックについては別の記事で紹介しますね。)
さて,日本の音声認識は世界一ですが,それでもパソコンによるキー操作はやはりなかなかなくならないでしょう。そこでパソコンにおける【同じ作業の簡素化】,ショートカットキーを使うことで頻度の高い作業を効率化する必要が出てくるわけです。
さて,本題に入っていこうかと思います。
① スペースのショートカットキー
スペースのショートカットキーはほとんど知られていませんがかなり有用です。(私は知ったときに感激しました。)全角のひらがなで文章を作成しているときに,半角スペースを打つ必要性が出てきます。例えば,物理単位がそうです。
例文:フェノールフタレイン液を10 mL滴下した。
全角入力で文章作成をしている場合,10とmLの間のスペースは【全角】になります。ショートカットキーを知らない場合は,①「半角/全角」キーを押して半角入力にしてから②半角スペースを入れてから,また③「半角/全角」キーを押して全角入力しています。全部で3ステップが必要です。
全角入力時の【半角スペース】のショートカットキーがあります。
半角スペースのショートカット: Shift + Space
全角入力時に半角スペースを入れたい場合は,①「Shift + Space」で半角スペースを入力できます。この方法は1ステップです。
② コピーの履歴
コピー「Ctrl + C」によりコピーできますが,次のコピーをしてしまうと前のコピーは消えてしまいますよね。これがWindows10から「コピー履歴」が使えるようになりました。直近のコピー25件がクリップボードに「履歴」として呼び出せて,過去にコピーあるいはカット「Ctrl + X」したデータを選んで再びペーストできます。便利!
Windowsキー + V :コピー履歴一覧呼び出し
logicool等のキーボードを使っていて、Windowsキーがない人でどうしても使いたい方はこちらをご覧ください。
以下のショートカットキーはパワポでプレゼン資料を作成する際に便利
③ テキストボックスの挿入
ワードやパワポなんかで多用するテキストボックスの挿入。これは,以下のショートカットキーで挿入できます。
Alt + N → X→ H;テキストボックスの挿入
Altを押したまま「N」からの「X」のEnterでテキストボックスを挿入できます。
④ 図形一覧を出す
パワポで図を入れるとき,以下のショートカットキーで図形の一覧を出せます。
Alt + N → S → H; 図の一覧を出す
これも便利です。
⑤ 新規パワポスライドの挿入
新しいスライドを挿入する場合,
Ctrl + M;新規スライドの挿入
で挿入できます。あるいは,左のスライド一覧の上にカーソルをもってきてEnterを押せば新たらしいスライドが出てきます。「Ctrl + M」の方が早いです。
⑥ グループ化とグループの解除
パワポで図形等をグループ化あるいはグループ解除する際のショートカットキー
対象を選択して,Ctrl + G:グループ化
対象を選択して,Ctrl + Shift + G : グループ解除
これおぼえると,コピーペースト並みに使います。
⑦ グループ化したテキストボックスやオブジェクトをコピーペースト
これもかなり便利機能です。「Ctrl + C」とは違って,Vをしなくてもコピーできます。
まさにコピペです。
対象を選択して、Ctrl + D;テキストやオブジェクトのコピペ
作業効率が確実にアップする7選ショートカットキーです。ぜひ、使い倒してください。