【大学教員】が教える ノーパはWindows派かMac派か。9個の比較
新生活が始まりますね。SNS界隈を見ると,パソコン購入で悩んでいるアカウントもチラホラ見えるので,WindowsとMacのどちらを買うかの後押し投稿をします。
筆者は,元々Macユーザーでしたが大学で本格的に研究を進める修士時にWindowsユーザーへと鞍替えしました。偉大な先輩Aからは「裏切者!」,はては偉大な先輩Bからは「だろっ!!」と言われたのを覚えています。
結論から,大学教員としての「おススメ」のは Windows!!です。
理由も書いてしまうと,
- Windowsユーザー数が圧倒的に多く,指導することを考えるとMacだと不便
- Windows限定のソフトが結構ある。ソフトによってはMacが割高・遅い
- 外国も含めてほとんどの測定装置がWindowsで動いている。
- デザイン系でもなければ,ほとんどの会社がWindows派である。
一番の理由は,Windowsユーザーの多さです。
ほとんどの人にとっては,WindowsもMacも作業がほぼ同じなので,そういった意味では変わらないのですがOSによる違いはまだまだしっかりあります。この違いを踏まえて,指導者としてWindowsに乗り換えました。パソコンは未来永劫使うでしょうから,指導者の立場になることを考えると,ユーザー数の多さは見逃せませんでした。
なお,有機系や製薬系はMacユーザーが多いので,大学は大体20%はMacユーザーがいたりします。
- ① おすすめの目安
- ② デザイン性 (Mac 勝ち!)
- ③ プリインストールソフトウェア (Mac勝ち!)
- ④ iPhoneやiPadとの連携 (Mac圧勝!)
- ⑤ ソフトウエアの開発 (Windows勝ち!)
- ⑥ ゲームとVR(バーチャルリアリティ)相性 (Windows圧勝!)
- ⑦ セキュリティ等 (Mac圧勝!)
- ⑧ コストパフォーマンス (Windowsの勝ち!)
- ⑨ 使い勝手 (引き分け)
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① おすすめの目安
- ユーザーが多いので,誰かに聞ける初心者向け
- 安い (商品の選択性が高い)
- ゲームやVRしたい
Mac派
② デザイン性 (Mac 勝ち!)
これに関しては,個人的感想ですが「Mac」圧勝だと思います。Macは「あのイケメン,カフェでMac触ってる」という感じに遠くからでもわかる高いデザインの視認性があります。たまに,所属する学生がMacを持ってたりすると「Macじゃん!」と思わず言ってしまうだけのコミュニケーションツールでもあります。今一番のおススメは,価格も考慮すると最新のMacBook Air Apple M1 Chips(約10万)でしょう。
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まーかっこいいですよね。Appleの公式サイトをみたら買いたくなります。
③ プリインストールソフトウェア (Mac勝ち!)
事前に入っている便利なソフトウエアを比べると,これも「Mac」圧勝です。iPhoneやiPad持っている方は,動画作成のiMovieや音楽作成のGarageBandも使っているかと思います。また,メールやメッセージ,FaceTime,iTuneに加えて,Microsoft Officeに対応するPages, Numbers, Keynoteも初めからついてきます。無料でついてきます。
Windowsにもいろいろ入ってますけど,メールやSkypeぐらいしか使わないかもしれません(ソリティアとか?)。以前は,Windows Movie Makerという優秀アプリが入っていたのですが,今は「ビデオエディター?」ですし,Windows Media Playerはいい加減進化しませんね。。。
④ iPhoneやiPadとの連携 (Mac圧勝!)
モバイルシェアを示しましたが,モバイルフォントとPCの連携が簡単だとかなり楽できます。iPhoneをWindowsにつないだりもGoogleアカウントを使えば簡単なので問題ないかもしれませんが,MacユーザーとしてはAirPlayで音楽や動画も飛ばして画面をミラーリングできることをかなり自慢できます。
⑤ ソフトウエアの開発 (Windows勝ち!)
ユーザー数が多いという強みかもしれませんが,Windowsはサードパーティ(第三者)のソフトが非常に充実しています(無料もあったりしますからね)。MIcrosoftはAppleのPages, Numbersに比べて,Wordやexcelはよくできていて使い勝手も良いです。ただし,別の記事でも書きましたが,Microsoft Officeはそこそこの値段します。
CyberLinkの【PowerDirector】と【Screen Recorder】は,オンライン授業で重宝しています(※この二つがあれば学生から文句言われることなくなりますよ。無料お試し版もあるのでぜひお試しください)。
⑥ ゲームとVR(バーチャルリアリティ)相性 (Windows圧勝!)
ゲームやバーチャルリアリティをやるならWindowsが圧倒的に便利です。つなげば終了です。最近、値段もお手軽になってVRヘッドセットのOculus Quest 2でいろいろと遊ぶにもWindowsユーザーはすんなり使い始めることができますが,Macユーザーは手間がかかります。さらには,グラボが別のMacは本格ゲーム向きPCではないです。
SteamというPCゲームの総合プラットフォームがあります。Steam内で購入あるいは使用権を登録したゲームは,アカウントが紐づいていればインターネット環境のあるどのPCからでもインストールやプレイが可能です(まさにクラウドにゲーム機がある感じ)。このSteamにおいても,Windowsの方にしか人気タイトルがないですし、多くのゲームが入手できます。
⑦ セキュリティ等 (Mac圧勝!)
セキュリティやプライバシーに関しては、Macが勝ちでしょうね。多くのマルウェア(PCウィルス)がWindowsを標的にしているからです。Windowsが狙われるのは当たり前で,ユーザー数に加えて企業や研究室も多くがWindowsユーザーだからでしょう。現在,WindowsにもWindowsDefenderが内蔵されていて,主要なウィルスからの脅威からはアンチウィルスソフト無しで対策できます。
心配であれば,さらに追加してアンチウィルスソフトを入れましょう。
▼ウィルスバスター▼
⑧ コストパフォーマンス (Windowsの勝ち!)
圧倒的にWindowsが優勢だと思います。Macはやっぱり最低10万円ぐらいします。他の記事でも書いていますが,ワードエクセルやパワポによるプレゼンやオンライン授業であれば5-7万円のPCで十分です。Surfaceシリーズも考えれば,Windowsはラップトップや2-in-1マシン,あるいは自宅用にデスクトップも含めればいろいろな形態のPCから選べます。パソコンを組み立てるという楽しみもあります。
また,Lenovoや富士通などであれば、【学割】でさらに定価以下で購入することもできます。
ただ,10年前のiPadもまだ現役で動いているのを見ると,少し悩みますが・・・パソコンは3-4年で新しいのが欲しくなるものだと思いますが,長く使える気がするのはMacにとってはメリットかもしれません。
⑨ 使い勝手 (引き分け)
こればかりは「慣れ」や「好き嫌い」だと思います。WindowsユーザーがMacを使い始めると違和感が多いかと思います。MacではPCの速度が速く感じますし,デスクトップを複数表示させたりもできます。
何よりも,Macユーザーってマウス使わないんですよ!これがオシャレの原因か!!
Macユーザーは豊富なコマンドと「トラックパッド」を駆使して優雅にPC操作を行ています。
結局,どちらもおすすめですが,将来を考えるのであればWindowsでしょう。
- ① おすすめの目安
- ② デザイン性 (Mac 勝ち!)
- ③ プリインストールソフトウェア (Mac勝ち!)
- ④ iPhoneやiPadとの連携 (Mac圧勝!)
- ⑤ ソフトウエアの開発 (Windows勝ち!)
- ⑥ ゲームとVR(バーチャルリアリティ)相性 (Windows圧勝!)
- ⑦ セキュリティ等 (Mac圧勝!)
- ⑧ コストパフォーマンス (Windowsの勝ち!)
- ⑨ 使い勝手 (引き分け)
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