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【大学教員】が教える意外に使う有線LAN&HDMIのUSBアダプター 

「USBアダプターって何?」から始まると思いますが,以下の画像のようなPCと他の物をつなげるアダプターの事です。

いろいろとあるわけですが,あったほうが便利です!

値段にすると1000-5000円と幅がありますが、HDMI付きと有線LAN付きのをオススメします。

 

大学,特に研究室に配属すると使用頻度がすごく高くなります

 

では,大学で使用頻度が高くなるのでしょう???

今回は、そんなお話し。

 

USB 有線LAN変換アダプター

 

 

▼USB Type C マルチポート+HDMI付き

 

 USB Type C (なんでもつなげれちゃう!)

 

Apple Lightning AVアダプタ

 

 

大学のインターネット環境は無線LAN

私が学生の頃は,まだ「有線LAN」が残っていて各教室の机に有線LAN用のポート(差込口)があって、そこにケーブルをつないでインターネットをしていました。

※今でも,無線LANが不安定になることを考慮して有線LANを利用している研究室も多数ありますし、私の研究室も有線LANでつないでいます。物理的に断線しない限り通信が切れることはなくなりますので。あともう一つ理由があります。これは,本投稿の後半に書いてあります

 

さて,おすすめパソコンについては,別の記事で書くとして今回は

 

有線LAN付のUSBアダプター

 

HDMI付のUSBアダプター

 

についてです。

 

最近のノートPCやタブレットは,基本的には全て無線LANが付いています。スタバやマクドナルド,大学構内では無料のWifiが提供されていますので,カフェしながら友人と講義レポートを作成したり,大学構内でパソコン画面を見せあいながら,レポート作成を一緒にワイワイやったりなどができます。

 

自宅でもインターネットが使えれば,一度設定をしてしまえばインターネットに自由に接続することができます。設定も簡単です。インタネットとプロバイダーについてはこちらの記事をご覧ください。

 

さて,逆に有線LANやHDMIが使えないと困ることがあります。

さて、何でだと思います??

 

 パソコン工房

 

有線LANの必要性について

先ほども書きましたが、もともとインターネットは有線LANで接続していました。有線LANの良いところは,線を引っ張ってきて,物理的につないでしまえばインターネットにつながる点です。邪魔な線は,屋根裏や配管に通すなどいくらでも工夫ができます。

一方で、無線LANですが,電波でインターネットに接続するので,

建物の構造上,電波が妨害されてい、、、

場所によってはつながらない

ことが多々あります。

 

学部生の頃は,大学内のカフェや図書館で無料Wifiにつないで自分のPCで作業を行っていたかと思いますが,研究室に配属後はゼミ教室や理系であれば所属する研究室の学生部屋があります。この特定の場所まで,電波が届いていないことは多々あります。

 

研究室によってはWiFiルーターを設置してくれて,無線LANが使える研究室もありますが,有線LANしかないところもあります。当然、大学の無線WiFiがありますが,建物の構造上WiFiがすごく弱い場所があったりします。

指導教授が、こういったことに明るい先生であればよいのですが,有線LANで良くない?って思っていれば、わざわざ無線LANのためにルーターを設置したりしません。(学生も携帯ゲームをやったりするので,余計設置を反対する教授もいます。ばれないよにラボ内のWifiを使いましょうね)

そのため,自分のノートPCがあっても研究室ではインターネットにつなげられず結構不便みたいなコントが起きたりします。

さらには,研究室のネットワークにもつなげれずに,研究室のデータにアクセスできないという研究面でもデメリットが生じます。

 

有線LAN付のノートPCもありますが,巨大で重くって持ち運びできません。カフェでPCをカタカタやるなら1.3kg以下じゃないと持ち運びやめ始めます。。。

 

そのためにも,有線LAN付のUSBアダプターがあると便利ということです。

 

PCとつなげる側の形状も大事です。Type-CとかUSBタイプとかあります。

 

▼Type-C 有線LAN変換アダプター

 

 この投稿の最初の方で載せましたが,PC側の接続口をつぶしてしまいますので,他にも接続できるタイプのアダプターの方が良いと思います。

▼Type-C 有線LAN変換アダプター+USB口×3

 

 

HDMIの必要性について

続いて,HDMIです。これは,1本で映像と音声を伝送できるケーブルです。接続も簡単で、見た目もすっきりできます。何に使うかというと,

プロジェクターにつないで発表資料を投影したりするのに使います。

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当然,プロジェクターもHDMIケーブルも大学の方にあるので,あとは

自分が使っているPCとHDMIケーブルをつなげるだけ

ですが,アダプターを持っていないとつなげられません

 

慣れない他のPCで研究報告するより、自分の使っているPCでやったほうが良いんです。

同級生や先輩からノートPCを借りて研究報告することを想像してください。

必ず先輩や指導教授から「質問」が出てきます。

 

教授:「良い結果ですね」「あの実験はやりましたか??」

学生:「あーやってあります。えーっとデータをお見せ・・・あっ自分のPCに入ってます。」

・・・

教授:「あとで、見るから次行こうか・・・」

というように。。。

 

研究報告する際には,自分の研究データにすぐにアクセスできる自分のノートパソコンあるいはUSBで準備しておく必要があります。

最近のノートPCあるいはタブレットは、軽い反面外部接続できる口が1個しかなかったりします。

 

例えば

MIcrosoft Surface Go2

 USB Type-Cのコネクトが1個。専用の充電ケーブルの口が付いています。

 

 

Google Chromebook Lenova (amazon限定)

 USB Type-Cのコネクトが1個。充電口もType-Cなので専用の充電ケーブルを忘れてきても大丈夫です。

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 ▼ipad Pro 11インチ 

  USB Type-Cのコネクトが1個。

 

 

これらはとても使い勝手の良い多くの同級生がもっているパソコンです。アダプターを購入して準備しておきましょう。

また,研究室によってはHDMIを「無線化」している研究室もあります。

研究発表会を「無線」化するのは意外に簡単で,下記のクロムキャストをプロジェクターに接続して,パソコンとクロムキャストを無線でつなげばOKです。教授の理解が明るいのであれば、提案してみるのも良いかもしれません。

教授としても学生がパソコン接続に戸惑っているのを不憫に思っているかもしれません。

 

グーグル クロームキャスト

 

 

 最後に、もちはこびを考えないのであれば,有線LANもHDMIもついたノートパソコンを購入したほうがすっきりして良いかもしれません(デスクトップタイプの箱が付いてくる場合,裏面に全てついていますのでご安心ください。)。

持ち運びを考えると,有線LAN付(ないかも)やHDMI付きは,比較的重いので日々の持ち運んでの作業は難しいです。1.5kg~2kgのペットボトル(ノートPC)を毎回持ち運びするのって大変ですよね。

パソコンの選び方は別の機会に。

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