【大学教員】が教えたい パソコン用語② 【メモリー】って何?
先日の投稿に加えて,用語別に説明します。
パソコン選びのために必要な用語の意味
ざっくりと全部のPC用語を説明
■ CPU:頭脳です。頭が良い方が,スムーズに動きます。
■ メモリー:机の広さです。机が広い方が同時にいろいろな作業ができます。
■ ストレージ:机の引き出しの大きさです。大きい方がたくさん保管できます。
■ GPU(グラフィックボード):絵の綺麗さです。絵の美しさも変わってきます。
■ Officeソフト:ワード,エクセル等のアプリケーション。ソフトがないと何もできません(大学から無償提供されることが多いので,無理して買う必要はありません。)
上記の絵に合わせて例えると,人がレポートを作成する際には,引き出し(ストレージ)から関連書類を机の上(メモリー)に取り出し,頭脳(CPU)で考えて情報をまとめて,手(Office)を動かしてレポート資料作成をしますよね。といった感じです。
オンライン授業に合わせて【メモリー】を詳しく説明
作業台の事です。皆様も何か物事を考え手を動かす際に,作業台にいったん資料を置いたり、作品を置いたりするかと思います。パソコン上でもCPUで情報処理する際に,このメモリーにいったん記憶させることで情報のやり取りを円滑に進めます。
作業台が広い方=メモリーが大きい方 が,いろいろな作業を同時進行で進めることができます。レポート作成しながら,PCで音楽を聴いて、インターネット閲覧などの同時作業を実施することは、より多くのメモリーが必要だという意味になります。
オンライン授業やレポート作成であれば4GBあれば十分に動きます。
PCでYoutube見ながらレポート作成なども考えれば,8GBあれば安心です。
また,画像編集や動画加工など,IllustratorやPhotoshopなどのソフトを講義で使う予定がある場合は,8GB以上が目安となります。
情報系以外の実験学部(理学部・工学部・理工学部)の研究室配属のころには,学部1年時で購入したPCもだいぶくたびれているころなので,新たに購入することをお勧めします。当ラボは,バーチャルラボを作製したり,3DCGも使ったりしますので,16GBのメモリーを積んでいます。
メモリーの増設
ノートパソコンにはメモリー増設に限界(不可)がありますが,デスクトップ型のパソコンであればメモリー増設は非常に簡単に行うことができます。使っているパソコン名(例えばDell)とメモリー交換方法でググれば交換方法はたくさん出てきます。
規格サイズがありますので自分のパソコンに合うメモリーを「パソコン工房」や「ソフマップ」等で探しましょう。
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