【大学教員】が教える「話す力」と「聴く力」を鍛える「こころカルタ」(面接対策)
配属学生さんから好評の【面接対策】グッズをご紹介します。
前回の記事に書きましたように、当ラボの就職対策(研究指導)は手厚いです。
面接対策をやるのですが，ゲーム感覚でやったりする日もあります。
素が出るので！
その時に、使うグッズが！
▼こころかるた
全年齢向け，ティーン向け，子供向け，カップル向け の4種類が出ています。
▼こんな感じの質問が150ほど入っていて，1on1マネージメント用のグッズです。
＜基本ルール＞
１．話し手と聞き手にわかれます。
２．話し手が、カードの質問に対して話をしているとき，聞き手は【沈黙】を守ることが絶対です。
３．参加者全員が，「話をすること」・「話を聞くこと」の両方の力を養えます。
４．質問カードの中に，「まごころカード」が混ざっています。
５．この「まごころカード」を引いた人は，A.他のプレイヤーが話した内容について質問する。B.他のプレイヤーが話した内容について自分の感想や意見を話せます。
＜当ラボの改造ルール＞
２．【沈黙】をせずに、合いの手【いいね！，それでそれで？】などを入れて、どんどん話すように仕向けます。
※沈黙がいいとは思うのですが，かしこまると意外に話が出てこないので，話しやすい雰囲気を作るために【合いの手】を入れています。
このゲームを通して，
自己分析・他己分析
ができてしまいます。
さらには，
話す力・聴く力
が身に付き，ラボ(集団)の人間関係も向上します。
「話を聞く」ことに徹底することで、今まで考えていなかった自分の側面に気が付きます。また、「話をする」ことで，頭の中を整理整頓することができます。
知らない人より，良く知る人とは親密度が上がりますよね。研究室に配属されると，学部のころとは付き合う人間が変わってきます。というのも，ラボ時間で動き始めるからです。初めの方は，就職活動等もあるのでなかなか時間が合いませんが，就職活動がひと段落して，研究を通して四六時中いるようになると
親友
になる学生同士も出てくるから面白い。(当然，親友の逆もありますが，指導教授や先輩学生によって十分に回避できます)
いずれ、めちゃくちゃ仲良くなるんですが，「こころカルタ」を使うと，それが早い段階でおきます。もっと良いのは，同じ指導教授に集まった仲間が就活等でも助け合い始めます。
さて， 全年齢向け，ティーン向け，子供向け，カップル向け の4種類ありますが，
子ども編などは、小学校の先生に向いているグッズです。
子どもたちで4人ほどのグループを作って
・休みの日は何をして過ごすのが好きですか？
＞＞ 共通の好きなものが見つかるかもしれません。
・世界一のお金持ちになったら何が欲しいですか？
＞＞ それぞれの欲しいもの理由も聞きたくなっちゃいます。
・有名人に会えるとしたら，誰に会いたいですか？
＞＞ Youtubeや習い事など，視野が広がるきっかけになるかもしれません。
なお、答えにくい質問もありますので，事前にチェックしてカードを抜いておく方が良いです。
こころかるたの元ネタは「アンゲーム(UNGAME)」です。
実はこちらの方が個人的には好きなのですが，日本語版は【絶版】となってしまって，中古でしか手に入りません。
▼アンゲーム(インフルエンサーによっては値段が跳ねるかもしれませんね・・)
でも，英語版は売られていますので，英語でUNGAMEも勉強になりますね。
留学生とのコミュニケーションにも使えますよ。
▼UNGAME(英語版)
盛り上がりながら、就活のネタもゲットできる「こころかるた」遊んでみてください。おすすめです。
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